PLUTO

ビッグコミックオリジナルに連載されてるマンガです。原作:手塚治虫。執筆してるのは浦沢直樹。元題は「鉄腕アトム 地上最大のロボット」
前回からアトム登場。今回は御茶ノ水博士登場。一気に原作の世界観が広がりつつあるこのマンガですが・・・そんな中でも、浦沢氏独特の「アトム世界の新解釈・再構築」が非常に興味深く、面白く読ませてもらってます。今回の話だと、アトムが自身のメモリーや「ピックアップ」と呼ばれる過去再現映像等を駆使して捜査を行うシーンとか・・・今の時代って、「未来の世界はこうなってる」って想像を働かせるような物語が、昔に比べて随分減ってしまったように感じているのですが・・・久々に、このような「未来像」を考えまくった物語にお目にかかることが出来ました。元々のアトムでも、この「地上最大のロボット」は大好きなエピソードなので、この先の話が、一体どのように解釈され、浦沢氏に料理されていくのか・・・非常に楽しみです。