新選組！「薩長同盟締結！」

新選組関連のドラマを見るのは今回が初めてなんですけど、坂本龍馬一世一代の大勝負であるこのシーンは、いろんな作品で何回も見ました。戦果とかではなく「同盟」しかも自身とは無関係の藩同士を結ばせた・・・この一点が、坂本龍馬が他の幕末の志士達とは大きく異なっていた点であり、今日に至るまで歴史上の有名人物として語り継がれている理由なんじゃないかって思います。
憎しみ合う二つの国同士が、その憎しみを越えて大きな意思の元に団結することが出来たら・・・これって、今の時代にも当てはまるんじゃないかって、いやむしろ今こそまさに当てはまるんじゃないかって気がします。もし憎しみ合う国がいて、もしその憎むべき敵と手を結ぶことが出来たら・・・おそらくその国も、その国を巡る世界も、きっと大きく変わる筈。・・・まぁとにかく、坂本龍馬に関するドラマは、いつ見ても浪漫に満ちていて、本当に好きです。
そんな坂本と対極の位置にいたのが新選組ってことになるのか・・・団結すべき「国の内」ですら憎しみを増大させていった結果、大切な筈の沢山の人々を殺していくことになる。そんな新選組の視点で見る幕末っていうのも、龍馬視点とは一味違って見応えあります。
それにしても、松原の最期はあまりに悲しすぎだなぁ・・・