スターウォーズ シスの復讐

見てきました。以下ネタバレ感想。
ジェダイ評議会とパルパティーンとの間で揺れるアナキン。しかしジェダイ評議会の打つ手は逆効果な奴ばかりだなぁ。熱心にアナキンを引き込もうとしているパルパティーンに比べ、ジェダイ側はアナキンを信頼しない姿勢をあからさまに出しつつ、アナキンにパルパティーンのスパイ行為をやらせようとする。狡猾な悪と硬直的な善の犠牲の結果、アナキンはダークサイドに堕ちたってわけか・・・
パドメを救いたいという必死な気持ちからダークサイドに堕ちたアナキンは、その当人のパドメの説得を聞いて激怒し、彼女を殺そうとする。最早究極の自己矛盾。オビ=ワンから「シスらしい決めつけだな」と言われるシーンは象徴的でした。
アナキンとオビ=ワン、そしてヨーダパルパティーンがそれぞれ対決。ヨーダパルパティーンの対決は凄かった。どちらもあり得ない動き・・・って、どちらもCGなんだろうけど(汗)パルパティーンの「無限のパワ〜〜〜」攻撃は、なんかジョジョっぽくて面白い。
アナキンとオビ=ワンの対決のラスト、「貴方を憎む」と言うアナキンに対して「弟みたいに思っていたのに! 愛していたのに!」と返すオビ=ワン。この二人がその後、エピソード4で再び対決するのかと思うと・・・
アナキンは遂にダース・ベイダーに。あの仮面を付けて発した最初の言葉は「パドメはどこですか?」でした。パドメの死を聞かされて絶望の声を挙げるベイダー・・・
終わってみれば、やはり「壮大なる余談」だったエピソード1〜3。しかしこれはこれで、本当に壮大な全6話だったと思います。ここまでのスケールと歴史を持った長編シリーズはもう現れないだろうなぁ。ルーカスさんには本当にお疲れ様でしたと言いたいです。