Hibernate EntityManagerはhbm.xmlを自動登録する

HibernateネイティヴのSQLQueryを使う目的で、SQLをhbm.xmlに書いてpersistence.xmlのmapping-file要素に追加したところ、「NamedQueryが二重に登録されている」というエラーが発生しました。そんなはずはないのに・・・とよく調べてみたところ、どうやらHibernate EntityManagerはEntityクラスの自動検索の際、*hbm.xmlという名前のXMLファイルも自動検知して登録してくれるみたいです。Hibernateマッピングフォーマットだけではなく、JPA標準のマッピングフォーマットも自動登録してくれます。この機能は地味に便利ですね。JPQLはJPAXMLファイルで、SQLHibernateマッピングファイルに記述すると何かと便利かと思います。JPA仕様にもこの機能は欲しいところですね。
ちなみに、JPA標準のXMLファイルでnative-queryを設定してHibernateのSQLQueryから利用しようとしましたが、addScalarを定義しようとしたところでエラーになってしまいました。JPA標準の方法でresult-set-mappingを定義しても、VARCHAR型がchar一桁のデータになってしまって正常に動作しませんでした。これはちょっと酷い・・・
SQLQueryならまずまず使えるのですが、JPASQL機能に対しては、Hibernate手を抜きすぎな気がします。まぁ、JPASQLサポート自体が貧弱すぎるのでやる気が起きないだけかもしれませんが。JPA2.0でもSQLサポート強化は特に謳われてないみたいだし・・・