僕と彼女と彼女の生きる道 第10話

義朗の変化が印象的な回でした。ゆらに諭されて、まるで第3話で凛を恐る恐る抱きしめる徹朗のように、ビクビクしながらも凛に話しかける義朗。今まで自分が息子、そして孫に全く接して来なかったことを悔やみ、それが後半の手紙へと繋がっていきます。そんな義朗を見た徹朗は、会社ひとすじにやってきた義朗もまた、彼なりに家族を愛してきたことを理解する・・・
結局、今までの生き方の否定ではなかったんですね、このドラマ。ゆらが以前「どの道を選ぶかより、選んだ道でどう生きるかが大切」と言ったけど・・・それが結局このドラマの本質だったのかもしれません。会社人間を否定するのではなく、どんな道にせよ、それに真剣に取り組むのであれば・・・誤解を受けるかもしれないし、失敗するかもしれないし、愛する人を傷つけるかもしれないし、愛に気付かないまま生きてしまうかもしれないけど・・・それでも、どれが正解かはわからない・・・
僕の生きる道」でも、秀雄がこの世を去る寸前、「今まで駄目に思ってきたそれまでの人生が、とてもいとおしく思えるようになった」みたいなことを言うセリフがあったけど、あのときと似たようなことを感じました。生き方に正解なんてなくて、一直線に生きる人もいれば、迷いながら生きる人もいて・・・やっぱり、正解って無いんじゃないかなって気がします。自分自身も、迷ったり失敗したことが、成功したことよりも大切だったことって多いし、だからこそ成功したときは嬉しいし・・・


・・・これ以上グダグダ考えててもまとまらないので・・・何はともあれ、ゆらと凛ちゃんは可愛い(w
今まで小雪がちょっと苦手で、小さい子供ってあまり好きじゃなかった自分の価値観が、ちょっと変わりました。ちょっと自分の生き方も変わったかも?(w