世界の中心で、愛をさけぶ 第7話

今回は厳しいシーンより、何気ないシーンの方が心に残ったというか、いいなと思いました。久しぶりに学校に来たアキが意地悪役の水野はるかと交わしたセリフとか、サクと手をつないで大きく振り上げて歩くシーンとか、堤防でサクに「好き」と言わせようとせがむシーンとか、サク一家での家事手伝いとか・・・名シーンが満載でしたね。
でも、逆にキツイシーンの演出はちょっとイマイチというか・・・サクがアキの行動から最悪の未来を想像したりとか、絶望するアキに説得するシーンとか・・・今までサクがアキに言ってきたセリフと、あんましシンクロしないというか、ちょっと俗っぽいセリフが多かった気がします。特に、過去のサクはまだ結末を知らないのに・・・そんな人が、今から未来を暗示するようなセリフばかり言うのは、いかにもドラマっぽいセリフで引っかかるものを感じました。ただ、アキが病名知って絶望するシーンの演技は良かったと思います。体当たりで演じてますね・・・後は、脚本のセリフ回しさえもっと良ければ・・・
ラストの子供のセリフには、正直白けたというか・・・子供使った演出があまりにも安易すぎ。現代編は随分安っぽい展開になってしまったなぁ・・・
そういえば・・・「6割は助かる」って言ってたけど、骨髄バンク設立前の87年で6割ってちょっとおかしい気がするんですけど・・・実際、6割って言葉を医者から聞かされたことあるけど、自分の場合は90年代後半のことだったし・・・
平川Dの演出は、さりげないシーンは上手いんだけど、感情的に盛り上がるシーンがちょっとベタすぎる気がします。でも4話よりは違和感は少なかったかな?
来週は、いよいよアキの髪が・・・さて、綾瀬はるかさんは髪の毛どうするんだろう?