週刊現代「小泉『私は新生自民党を作る』」

選挙の結果、たとえ民主党が第1党に躍り出ても、小泉は自民・公明で過半数の241議席に達すると見ている。衆議院で反対・欠席・棄権に回った51人分の選挙区の中で、小選挙区分に新たに擁立する候補者のうち3分の1が当選すればよいのだ。

実は郵政民営化関連法案が参議院で可決されても早晩、小泉は解散・総選挙に持ち込むつもりでいる。

ここら辺は、週刊新潮に載ってた記事と同じことを言ってますね。どうやら「可決しようが否決しようが総選挙」というのは案外可能性高いのかも。

小泉の最大の眼目は「自民党をぶっ壊す」という公約の通り、田中派の利権を剥ぎ取り、小泉自民党を構築することだった。田中派大利権と言われるのが、郵政、建設、中国。特に郵政は、小泉が「改革の本丸」と位置づけている。つまりは「田中派解体の本丸」だった。

構造改革の中心が道路公団郵政公社、外交的には中国対立政策。全て橋本派潰しの政策・・・まぁようするに政争なんですが。今行われているのは政争なんだという認識で見ていると、小泉・反対派双方の言い分を額面どおりに受け取らない方がいいという結論になりますね。後、小泉が「勝つ」ことによって利を得ようとするであろう森派が要注意なんじゃないかなと思ってます。橋本派潰しが利権政治の崩壊になればいいんですが、森派がミニ橋本派になるだけであれば何の意味も無いですし。