日中関係打開に首相辞任を 野中元自民幹事長(共同通信)

野中氏は首相の靖国神社参拝が日中関係をぎくしゃくさせているとの認識を示し「A級戦犯が合祀(ごうし)されて以来、天皇靖国神社にお参りすることをやめた。極東裁判を正当なものとしたサンフランシスコ講和条約がいかに厳粛であるかを天皇家が一番深刻に考えている」と指摘。

これは嘘ですね。昭和天皇が1975年11月21日に参拝して以来、天皇靖国参拝は行われていませんが、そのきっかけになったのは、当時の社会党政教分離の視点で天皇の参拝を批判したからです。A級戦犯合祀はその3年後です。

現在も参拝を止めているのは、様々な政治事情を考慮しているからだと言えるかもしれませんが、それについての説明が無い以上、前後関係で判断するしかないですし、明らかに間違った認識を元に首相退陣まで迫るってのは如何なものでしょう。っていうか、最近やけにこの人マスコミに出てくるな・・・また裏で何か動いてるのか?