SAPIO「対中ODAの真実」

対中ODAは2008年度までに中止されていることが決まっているが、一方で、アジア開発銀行(ADB)を通じて、中国に対して3年間で5000億の援助が決定している。ADBに日本は15.8%出資しており、ADB融資の柱であるアジア開発基金(ADF)への出資では、日本が単独で37.3%負担している。この対中融資5000億の内容を調べてみると、インフラ・農業・エネルギー・都市開発が中心で、その60%が交通インフラ(高速道路・鉄道)に充てられる。これらの対中インフラ投資は、日本が対中ODA中止を決定する際に不要であるとし、今後は内陸の貧困対策や環境汚染対策に力を入れると言明していた主旨に大きく反している。つまり、このADBを通した対中融資は、国民のODA批判の目をかわすために創られた「裏ODA」ではないか・・・


という内容でした。記事を書いたのは青木直人氏。うーん・・・もうちょっと情報が欲しいところ。