常任理入り果たせないと「分担金へ不満広がる」町村外相

町村外相は会見で、分担金の拠出額を削減すべきだという意見が日本国内にあることを紹介したうえで、「もし日本が常任理事国入りに失敗すれば、その声が急速に広まることは容易に想像できる」と述べた。ただ、「日本政府としての方針ではない」と付け加えた。

小泉純一郎首相は28日夕、町村信孝外相が27日に国連本部での記者会見で日本が目指す国連安全保障理事会常任理事国入りが実現しなかった場合、「国連への拠出金を削減せよという世論が急速に広がることは容易に想像できる」と発言したことに関して、「日本国民の中にはそういう声も出るんじゃないか、という話だと思う。前から日本の分担金は米国を除いた常任理事国4カ国より多いんだから。そういう声が出るだろうという紹介だろう」と述べ、削減する可能性を否定しなかった。一部の国から「国連に対するどう喝」と批判が挙がっていることに対しては、「まあ、どう喝じゃないだろう。率直な日本の中にある声を伝えたということだろう」と外相を擁護した。

いっそのこと、常任理事国入りなんて諦めて、国連拠出金削減に強く働きかけた方が国益になるのではないかと。中国・韓国も日本の常任理事国入り断念を望んでるんだし、靖国で譲歩するよりこちらの方で譲歩する方がいいんじゃないのかな? 勿論、日本が減らす分は中国・韓国に負担してもらうということで。「何も発言するな。金は出せ」っていうのは流石に通用しないでしょう。実際に金払ってるのは自分ら日本国民なんだから。