サンデープロジェクト

平沼代議士が田原と対談。っていうか、周りのコメンテーターから一方的に突っ込まれてました。うーん、自分は郵政民営化賛成派ですが、反対派一人相手に総がかりで反論するってやり方はどうなんだろう? しかし平沼代議士の答えもなんか煮え切らない。「郵政民営化によってハゲタカ外資に乗っ取られると言われるが、日本には外資企業になった会社は沢山ある。日産は外資になったが逆に外資によって救われた。ハゲタカ外資がどうめちゃくちゃにするのか、具体的に説明して欲しい」と言われて、詰まった挙句ホリエモンの話を持ち出されたのには苦笑してしまいました。それは民間企業全てに当てはまる話じゃないか・・・っていうか、民間企業になることは、そんなに「悪」なのか?
平沼氏が国民の支持を得たくてこの番組に出演したのであれば、完全に失敗したみたいですね。サンプロという番組の傾向からみて、自分がどのように突っ込まれるかは明白にわかっていただろうし、それに対してどう理論武装しておくかが重要だと思うのだけど。今回平沼代議士に突っ込みまくっていた人達が先日同番組で、日中・日韓関係問題で櫻井よしこさんに反論してズタズタに切り返されていたのを見ていたので、余計に平沼氏の「準備不足」が目に付いてしまいました。
後半は安倍晋三代議士と共産党志井委員長の対談。日本の戦争責任についての対決になってました。明確にどのように考えているのかハッキリ宣言して欲しいと言われる志井委員長に対して、すごく長い言葉で慎重に慎重に喋る安倍氏。こっちは理論武装しすぎというか、極度に言葉尻を取られるのを恐れているという印象。っていうか、番組自体が安倍氏の過激発言を何とか引き出して、明日の朝日新聞のトップ記事にしたいと思ってるのではないかと勘ぐってしまいました(汗) うーん・・・せっかくだから、もっと広範囲にいろんな事について対決した方が有意義だった気がするけど・・・田原氏は議論が暴走しても何のコントロールもしないからなぁ。