郵政民営化法案否決、解散総選挙

一気にきましたね。小泉の長い演説は、やや助長な気もしましたが率直な言葉で語っていて良かったんじゃないかと思います。ガリレオガリレイの例はどうかと思いましたが・・・
少なくとも、これで公約の一つであった「自民党をぶっ壊す」を達成した訳で。自分はこの公約を最も支持していた(野中の黒幕政治を毛嫌いしていた)ので、この点に関しては小泉を支持します。願わくば、郵政民営化にかける情熱をもっと他の重要改革にも振り向けて欲しかったですが・・・
選挙も金がかかるからと言う人もいますが、国民主権である以上内閣と国会の判断が最終的に分かれた場合国民に真を問うのは正論だと思います。解散総選挙が悪なら、国民にはなるべく真を問わないのが善と言うことになってしまう。小泉に反対なら選挙で対立候補に投票すればいいだけ。賛成にしろ反対にしろ、国民の多くが投票行動を行うことによって組織票や利権票の強みが消え、国会議員が民意をより意識して動かざるを得ない状況を作り出すことが出来ます。個人的には郵政民営化だけではなく、今後の日本政治の進むべき方向を議論する選挙になって欲しいと思ってます。