JavaSEサポートの有償化

ちゃんと調べていなかったのですが、JavaSEの無償サポート期間が3年になったのですね。
http://www.atmarkit.co.jp/ad/sun/0810javaseforb/0810javaseforb.html
http://d.hatena.ne.jp/shot6/20081024#1224810464
http://d.hatena.ne.jp/kensir0u/20081023/1224778946
サーバサイドJavaによるWebアプリケーションがよく使われる社内業務システムだと、償却期間5年になることが多いので、期間途中でのユーザ的には無意味なメジャーアップデート費用を計上するか、有償メンテナンス費用を捻出するかの2択になります。しかし将来のメジャーアップデートにかかる費用を構築時点で予算化するのは難しい為、結局は有償メンテナンス費用を計上することになると思います。
価格体系を見てみると・・・どれも最小購入数が中小規模を完全無視した体系になってしまっていますね。このままだと中小規模システムのJava採用はあり得ないという話になってしまうのかも・・・大規模システムであればかかる予算の中に組み込めば済む話ですが、中小規模システムにとっては致命的な変更のような気がします。
自分自身の話をすると、以前から大規模システム開発の仕事に対して色々と限界を感じていて、中小規模システム中心の仕事への切り替えを模索していました。そのこともあって、以前からJava以外の開発プラットフォームを色々試行錯誤していたのですが、今回の件で仕事的には更にJavaから離れてしまうのかも。技術的な面ではJavaはまだまだ面白いと感じているので、個人的には残念な方向に向かっていますね。有償サポート自体は企業のシステム保守の手段として大いにアリだと思っているのですが、SpringといいSunといい、やり方が強引な気がしています・・・