ジェネジャン

ヤン土のミキティと高橋さんコンビがなんか評判良くて、狼の感想スレを読んでいたら、なにやら狼の様子がおかしい。どうも今、テレビで討論番組やってるらしい・・・なんだろう? と思ってテレビをつけたら、この番組やってました。


最近増加している、幼女・小児への性犯罪について、その犯罪予備軍と名指しされているロリータコンプレックスペドフィリア趣向の人達と、討論を行う・・・というそんな番組でした。
テーマ自体は凄く面白かったのですが、途中で討論の主旨から外れた内容でヒートアップしたりして、結局結論はうやむやで終わったような印象でした。・・・が、その中でちょっと気になる発言が・・・
東大で物理学を学んでいる人で、二次元(マンガ等)の幼女にしか関心が湧かないという方が討論に参加しており、かなり冷静にロリコン・ペド愛好者を擁護する発言を行ってました。この人が最後に言った言葉が・・・


「性犯罪に走る人間は、所詮現実に逃げた負け犬であって、そういう人間を取り締まる為に、表現の方を規制されるのは如何なものか」


こんなことを語っておられました。かなり説得力のある意見だと思った・・・のですが・・・


そもそも趣味に走る行為自体が「逃避」の意味を少なからず含んでおり、「趣味に没頭する」こと自体が「知らないうちに負け犬への道を突き進む」状態に陥ってるのではないのかな・・・
自分自身、趣味の内容は違っても、「逃避行為」に自分が走ってるのではないかと危惧することがよくあります。趣味で頭がいっぱいになって、仕事が手につかないとき・・・とかね。
結局、犯罪に走ってしまう人達って「趣味への没頭により、負け犬へのロードを加速して走ってしまい、最後のストップを自分の中でかけられなくなってしまった」そんな状態ではないのでしょうか? だから、普段の行動からは想像出来ないような人達が、とんでもない犯罪を犯してしまうのではないかな?
東大の人は「負け犬」と蔑んだけど・・・問題は、多くの人がそんなに強い意思で自分の感情にストップをかけられないってことなんじゃないだろうか? 最近逮捕された今関監督だって、絶対にやってはいけないってわかっていながら、その最後のラインを超えてしまい・・・人生を棒に振ってしまったんでしょうね・・・
じゃあ何が「歯止め」になるのか? というと・・・ホンの些細な「自制心」に拘りを持つってことじゃないかな? 少しでも、ちょっとでも、自分の行為に後ろめたさを感じるようなことは絶対にやらない・・・という、そういう心構えが必要なんじゃないでしょうか? 討論の中で高校教師の人が、「正直女子高生を見ると・・・」みたいなことをおっしゃってましたが、そういう「ぶっちゃけ何々」という心は、絶対に出してはいけない心なんじゃないかなと思います。
・・・で、この番組では、「モーヲタ」もターゲットとして扱われ、爆音でのヲタ芸などが一般視聴者に晒されていました。やっぱり・・・これも「自制心がこわれている」一例なんじゃないかと思います。一人じゃ絶対に出来ないような「キモイ」行為でも、集団でやればそれが快感に変わる・・・でもそれって、結局「赤信号、みんなで渡れば怖くない」の心理状態だと思うんですけどね。「これくらいいいじゃん」という心境がどんどんエスカレートしていって・・・それがテレビ収録でモーヲタが大暴れしたり、ライブでサイリウム投げたり、ボードが氾濫したり、ライブ会場の外でヲタが暴れて警察が出動したり・・・全ての行動につながっていってしまってる気がします。これは別にヲタに限った話ではなくて・・・「没頭する」ような趣向のモノ全てに当てはまることなんじゃないでしょうか?
討論自体は結論が見えませんでしたが、自分は自分なりに、これを戒めにしたいなと感じました。
(追記)
そういや、秋山君の秋葉原体験は非常に面白かった。バックダンサー以外で秋山君を見るのは久々だったのですが、相変わらずイイ味出してますねこの人。
後、トークが変な方向に白熱したときの堂本光一がカッコよかった。ちょっとイメージ変わったかも?