チョナンカン2

2ってうざいなぁ。今までのように「〜編」ってすりゃよかったのに。
ちょっとハングル字幕表示分を抜き出してみました。Mozilla Firefoxでのはてなダイアリーハングル入力テストも兼ねて。今週は、イ・スヨンさんにチョナンがインタビューしてます。

초난강:안녕하세요(こんにちは)
초난강:오늘은(今日は)(『ホテル ビーナス』の)
초난강:영화음악에 도움을 주신(劇中音楽で お世話になった)
초난강:(アノ方に会いに来ました)
초난강:지금 긴장하고 있습니다(ちょっと緊張してます)
초난강:그럼 갑시다(では参りましょう)


(昨年の音楽賞では、大賞にあたる最高人気歌手賞を受賞した、韓国の”バラードの女王”、イ・スヨン


초난강:안녕하세요
이수영:안녕하세요
초난강:잘 오셨습니다(どうも初めまして)
이수영:반갑습니다
초난강:반갑습니다
초난강:저는 초난강입니다(チョナン・カンと申します)
이수영:저는 이수영입니다(イ・スヨンと申します)
초난강:(今日は宜しくお願いします)
이수영:(宜しくお願いします)
이수영:よろしくおねがいします(잘 부탁 드리겠습니다)
초난강:宜しくお願いします(잘 부탁 드릴께요)
초난강:오늘은 만나서 정말 반갑습니다(今日はお会い出来て本当に嬉しいです)
이수영:(こちらこそ、韓国でも本当に有名ですよ)
초난강:정말?(本当に?)
이수영:예, (サランヘヨ サランヘヨ♪)
이수영:그 노래 때문에(アノ唄で)
이수영:(たくさん、私の周りの歌手達もハマってて)관심있게 있었어요(ファンが多いんですよ)
초난강:감사합니다
초난강:그건 그렇고 제 영화(ちなみに、僕の映画)(『ホテル ビーナス』は)
초난강:보셨습니까?(ご覧になりました?)
이수영:(まだ観れてないんですが)볼 수 있는 기회가 꼭 닿으면 보고싶어요(必ず映画館で見るつもりです)
※直訳すると(見られる機会が必ず触れれば見たいです)となったんだが・・・何故「映画館で」って訳してるんだろ? もしかしてまた映画の宣伝か?(苦笑)
이수영:(全編韓国語の映画だと聞きました)
초난강:전부 한국어로 만든 영화입니다(全編韓国語の映画です)
이수영:대단하습니다(凄いですよね)
초난강:(今度 韓国でも公開されるんです)
이수영:(公開されたら)꼭 꼭(是非 是非)(観ますね)
초난강:꼭이요(是非ね)
이수영:꼭이요(是非ね)


초난강:(『RA RA RA』という名曲を、劇中に)쓸 수 있게 해 주셔서감사합니다(提供してくれて ありがとうございます)
이수영:(私の方こそ感謝してます。私もこれから日本で活動する予定なので、それに先駆けて私の唄を使ってくれて本当に感謝してますし)또 영화에 잘 묻어났으면 하고요(映画のお役に立てて嬉しいです)
초난강:저는(僕は)
이수영:예
초난강:그 노래(アノ唄を)(試写の時初めて聞いて)
이수영:예, 예
초난강:매우 감동했습니다(凄く感動しました)
이수영:감사합니다
초난강:(そのシーンに)딱 어울려서(ピッタリだったんです)(最高でした)
초난강:(SMAPのメンバーの香取慎吾も、コノ唄が)아주 좋아합니다(大好きなんです)
이수영:감사합니다
이수영:더 열심히 노래 해야 되겠어요(これからも一生懸命唄いますね)
초난강:(どんな気持ちで)부르셨습니까?(唄われた曲なんですか?)
이수영:(まず唄自体が、愛する人と別れたのにその人に想いを馳せてしまい、「アノ人 今何してるんだろう?」と、日常生活の中の・・・)
이수영:買い物に行く時(쇼핑할때)
이수영:(ショッピングの時などに)
초난강:그대가 생각해♪
이수영:オッ(와)
초난강:나의 목소릴 먼저♪
초난강:가다듬고는 하지♪
이수영:대단해요(凄い)
이수영:・・・(そんな風に思い出してしまい「やっぱり彼の事は忘れられない」って気持ちを)후렴 부에「라 라 라」이렇게 하면서(サビの部分では「RA RA RA」という風に)(まぁ歌詞を入れる事も出来たんですが、あえて歌詞を入れずに雰囲気のハミングで、別れた人を思い出しながら唄いました)
초난강:그러세요(なるほど)
초난강:・・・라라라 라라라 라라라♪
이수영:・・・창피하네요(恥ずかしい)
초난강:(本当に)노래 잘 하시네요(唄がお上手ですねぇ)
초난강:저는 음치 입니다(僕は音痴なんです)
이수영:왜요?(どうして?)・・・(歌手ですよね?)
초난강:예
초난강:하지만 음치 입니다(でも音痴なんです)
이수영:(※腕組みをして考え込んでいる)
초난강:(もう一人・・・同じメンバーの中居君も音痴なんです)
이수영:ah...
초난강:음치 많아요(音痴が多いんです)
이수영:(笑)(私はちょっとリズム音痴なんです。リズムを取るのが)


초난강:그런데 이수영 씨는 앞으로(ところで、イ・スヨンさんはこれから)(日本で活動されるとの事なんですが)
초난강:어떻게 생각하세요?(今どんなお気持ちですか?)
이수영:・・・(まず、6/23に日本での初シングルが出る予定なので、とにかく本当に嬉しいです。韓国で唄うのもイイですが、他の国に行って新たな舞台で、新しいスタッフと、新しく生まれたファンの前で唄える事はとても素晴らしい事だし、そして)기대가 정말 많이 돼요(凄く期待してます)
이수영:(どんな経験が出来るのか。実はこの前日本で唄う機会があってステージ上に上がったんですが、音楽を聴く表情とか雰囲気に、韓国のファンとは違う何かを感じたんです。日本の方が新しいモノを前にした時、「コレ何だ?」って好奇心が強い様な気がします。それがありがたいですね。私が唄っていた時も、「アノ人誰?」って背中を向けずに温かく見守ってくれたんです。だから「ココでずっと唄いたいなぁ」って思って・・・何ていうか、大きな目標を立てて、音楽チャートにこだわるよりも、お客さんに「日本で唄い続けてくれないかなぁ」「韓国でも日本でも、イ・スヨンという歌手は愛されてるなぁ」と、そう思われる様な歌手になりたいです)
초난강:그러세요(なるほど)


(1999年、『I Believe』でデビューし、いきなり音楽チャート最長期間ランクインを記録、これまでにアルバム8枚をリリーズし、去年はソロ歌手のCD売上NO.1の座を獲得。『うら寂しく』のPVでは、次曲の『相変わらず唇を噛んで』との2部構成になる大規模な東京ロケを敢行し話題となった)


초난강:일본의 음악계를 어떻게 생각하십니까?(日本の音楽シーンについてはどう思いますか?)
이수영:uh-n...(まず、かなり新しい音楽が最近色んなジャンルに広がっていて、韓国の音楽シーンに比べて、深く幅広くて、またファンやマニア層も厚く、大衆音楽も確かにありますが、作り手が大衆に与える感じじゃなくて、その歌手のイメージや雰囲気や声を、大衆の方が選んでる感じで、そんな所が凄く魅力的です。韓国では大衆音楽...私がやってるのも大衆音楽なんですが、イ・スヨンの『RA RA RA』が人気になったとしたら、韓国全体が『RA RA RA』一色に染まってしまいます。日本は、『RA RA RA』という唄が本当にイイ唄で、気に入ってくれる人もいれば、他のジャンルを好む人もいて、それが凄くバランス良く共存している感じがするので、とても)매력적인 곳이라고 저는 생각해요(魅力的だと思っています)
초난강:그러세요(なるほど)
초난강:일본의 어떤 점을 좋아하십니까?(じゃあ日本自体についてはどう思いますか?)
이수영:oh...(まず、あの、日本と言えば綺麗というイメージが強くて、そして親切で)저는 그런 것들이 정말 마음에 들고요(そういう所が凄く気に入ってます)
이수영:(想像してた以上に、日本の皆サンから暖かいモノを感じます。仕事でご一緒しただけでも何となく韓国にいる時以上の温かい心遣いを感じたりします)
이수영:너무 좋아요(ホントに気に入ってます)
초난강:그러세요(そうですか)
초난강:저도 거꾸로(僕は逆に)(韓国人の方や、韓国という国が)아주 좋아합니다(大好きです)
이수영:(そうみたいですね。日本のスタアだから何も韓国語を話せなくてもイイとは思いますが、こういう一生懸命な姿を見させて頂いて、私も「頑張らなきゃいけないな」と思いました)


초난강:(じゃあ今日は)제가(僕が)(とっておきの唄をお教えしますね)
이수영:노래요?(唄を?)・・・(音痴って言ってたけど・・・)
초난강:セサンエ オンジェナ ハナフンインコッ(世界に一つだけの花
※・・・チョナン・・・やはり自認するだけある(笑)
이수영:セサンエ オンジェナ ハナフンインコッ
※・・・上手い・・・
초난강:ヌグナ ヌグナ タルン シアッシ イッソヨ(一人一人違う種を持つ)
이수영:ヌグナ ヌグナ タルン シアッシ イッソヨ
초난강:ク コチュル ピゲ ハギ ウィハヨ(その花を咲かせることだけに)
초난강:ウォンレフト ピンナヌン オンリーワン(もともと特別なOnly one)
이수영:※박수(拍手)
초난강:역시 음치 입니다(やっぱり音痴ですね)
이수영:네(笑)
초난강:이수영 씨 (イ・スヨンさん)(今度は)일본에서 만납시다(日本で会いましょう)
초난강:(私が)대접 하겠습니다(御馳走します)
이수영:※嬉しいのポーズ(기쁘네요)
이수영:감사합니다
초난강:감사합니다
초난강:오늘은 대단히 감사합니다(ホントに今日はありがとうございました)
이수영:おつかれさまでした(수고하셨습니다)
초난강:(ありがとうございました)

ハングル講座等の教材例文に比べて、イ・スヨンさんのハングルは非常に柔らかくて、いかにもネイテイヴだなって気がします。ザッと字幕が出たところだけ追っていっても、イ・スヨンさんは「〜요」を使ってる(やわらかな表現)ことが多いのに対して、チョナンは「〜ㅂ니다」(硬い表現)を使うことが多いですね。日本のハングル教材は「〜ㅂ니다」を基本に例文を作ってるところが多いようなので(NHKラジオ講座もそうでした。テレビ講座の方はもっと柔らかめですね)、その影響かもしれません。
今までチョナンカンを見てても、ハングルが全然わからないので日本語字幕ばかり見てたのですが、4月からハングルを勉強し始めてから、字幕や喋ってる言葉が少しずつわかってくるようになりました。なんだか一歩前進したみたいで、ちょっと嬉しい。
イ・スヨンさんが日本の音楽シーンについて聞かれたときに、「様々なジャンルやファンが入り乱れていて、そのバランスがいいと思う」と語っていたのが印象的でした。韓国の音楽シーンは、一つの音楽が流行したらそれ一色に染まることが多いらしく、日本とは随分印象が違うんだそうです。日本に住んでる人間からすると、音楽シーンが混沌としていて、新しいものが中々見えてこないようにも見えてしまうのですが・・・そんな「混沌」こそがいいという意見は、かなり新鮮でした。ごく一部にしか受け入れられてない音楽も、それを「多様性」だと認識して、その良さをもっと見るべき・・・そんな意見のように思えました。なるほど・・・なんというか・・・勉強になりました。

イ・スヨンさんのインタビューを聞いてると単に「日本で成功したい」というよりも「この国の音楽シーンの一つとして、唄っていきたい」という気持ちが伝わってきて・・・なんだか、今までの人とは違うなって気がしました。たしか、韓国のニュースでは、日本進出を決めたときに「オリコン?位を取るまで帰らない」とかいう宣言が流されてましたが・・・誤った情報だったのかもしれないなって気がします。本人もチャート云々のことはインタビューの中で否定してたし。
会話の途中で、両手で小さくガッツポーズを取るようにして喜びの表現をされてたのが、何か妙に可愛くて・・・ちょっとハマってしまうかもしれません(笑)


(追記)おぉ、上手く入力できたみたい。
IEではハングル直接入力しようとしてもはてな側で弾かれてしまうのですが、Firefoxなら全く問題ないみたいですね。うーん、ココログでわざわざ別サイトを立ち上げた意味が・・・まぁ、あちらはしばらくハングル講座専門でやっていこうかな?
チョナンカンの字幕を追ってみて、かなりハングル勉強に役立つ気がしました。ただ・・・どうせなら、全ての言葉にハングル字幕をつけてほしいと思います。ネイティヴな人とのインタビューが多いので、教材例文とは一味違った言葉が沢山読める気がするし・・・冬ソナ効果でハングル学習する人もかなり増えてるみたいだし、是非「オールハングル字幕」に挑戦してほしいですね。