小池百合子環境相、東京10区に鞍替え出馬、小林興起と対決

小池百合子環境相衆院比例近畿ブロック)は9日、9月11日投票の総選挙に、衆院東京10区から出馬する意向を固めた。小泉首相武部勤自民党幹事長らと協議した結果、「小泉改革を成し遂げるために小選挙区から出馬すべきだ」との考えで一致した。近く記者会見して、正式に選挙区替えの意向を明らかにする。

 東京10区の前職は郵政民営化法案に反対した小林興起衆院議員(亀井派)。首相や党執行部には、強硬な反対派の対立候補小泉内閣の閣僚を擁立することで、「郵政選挙」の象徴的な選挙区にする狙いがある。

おぉ、本気で反対派潰しに来たのか。すげぇ(笑)
ここまであからさまだと面白いですね。郵政だけがテーマではしらけムードになってしまうんじゃないかと危惧していたのですが、ここまで捨て身で戦うとなると、意外と選挙は盛り上がるのかもしれません。
選挙が盛り上がる以外に小泉政権の継続は有り得ないのは明らかなのだから、どうせなら徹底的にガチンコで対決して欲しいですね。亀井氏には安倍氏、綿貫氏には小泉自ら特攻するくらいの状況になれば、そりゃあ前代未聞なくらいに盛り上がるでしょう(笑)小泉は政治の場をかき乱してるだけだってよく批判されてるけど、国民の半分以上が政治に興味を持たず、選挙にも行かないという現状の方が、自分はよっぽど害悪だと思います。国民が選挙に行かないから、強力な組織票を持つ公明党の力が強まったり、特定団体の支援を受ける利権政治家が選挙に強くなるのは当然です。政治が悪い・政治家が悪いとか言ってる国民がいちばんの悪なのではないのですか?
いかに茶番でも、選挙が盛り上がる方向に政治が流れる方が、将来のことを考えればプラスになるのではないかと自分は思います。マスコミの政府批判も政策上の誤りを正すのではなく小泉の強引な手法を責めるばかり。派閥の談合政治を厳しく批判し、小泉人気が起こるキッカケを作ったのもマスコミでしょうに。小泉が独裁者というなら、その小泉の手法によって派閥談合政治の打破を望んだ、あの数年前の政治情勢は何だったんだ? 国民はあのときのことを「小泉人気という一時の流行」という一言で片付けて逃げるつもりなのか? 今の事態を招いたのは国民が望んだことであり、それを批判するのは筋が違ってないか? しかも、今回国民に真を問いているのは、独裁者と批判されている小泉側であり、独裁者から民衆を解放する筈の抵抗勢力は選挙を嫌がっている。国民に真を問うことがまるで悪みたいではないか・・・
かつて小泉を支持し、小泉に自民党をぶっ壊してほしいと願った、あのときの選択を後悔し、もういちど自民党に派閥談合主義を復活させて欲しいと国民が願うのであれば、造反議員民主党を支持して小泉を退陣させればいい。選挙という対決の場面を与えられたのに、いつまでもグダグダ人格批判や手法批判ばかりで、挙句の果てに自民公認をねだっている反対派にはいいかげんウンザリです。政治家として進むべき道を決めたのであれば、新党を立ち上げて国民に真を問うのが筋ではないのか。